本文へスキップ
いっしょに暮らす、その先へ。

編集部おすすめ

猫たちの声で決定!nyansの爪とぎ「つめまる2」新登場、206世帯の猫が審議員に インコや野鳥好きさん必見!「ことりカフェ」プロデュースのマルシェが大阪で開催決定♪ 福岡・東峰村に愛犬と泊まれるグランピング施設「THE DOG CAMPUS -KOISHIWARA-」が9月18日オープン!公式サイトで予約受付開始 グリーンランド開園60周年記念!愛犬と遊べる「わんだーライドDAY」など秋の特別企画が盛りだくさん 愛犬と楽しむ特別な秋冬旅!日光のプライベートドッグヴィラ「グランフォレスタヴィラ日光」で豪華5大キャンペーン開催 愛犬と楽しむ「ウェルネスハロウィン」!那須の森で五感を刺激する新感覚イベント開催 みなとみらいペットウェルネスクリニックALCA、皮膚科診療を強化!山本真紀子先生が参画し、愛するペットの皮膚トラブルに寄り添う 猫458匹の声を反映!爪が丸くなるnyansの爪とぎ「つめまる2」が限定発売

絶滅したと考えられていた淡水魚「ジンダイドジョウ」、環境DNA分析で現存の可能性が浮上

絶滅したと考えられていた淡水魚「ジンダイドジョウ」、環境DNA分析で現存の可能性が浮上

絶滅したと考えられていた「ジンダイドジョウ」の現状

かつて三重県伊賀市周辺の限られた地域に生息していた淡水魚「ジンダイドジョウ」。一般的なドジョウとは異なる特徴を持つことから注目されてきましたが、2000年代以降の調査では確認されず、絶滅したと考えられてきました。

しかし、近畿大学や龍谷大学を中心とする共同研究グループが実施した最新の調査により、この「ジンダイドジョウ」が現在も生息している可能性が示されました。

調査の概要とポイント

  • 調査内容: 環境DNA分析を用いた「ジンダイドジョウ」の現存確認および正体解明

  • 調査対象: 三重県伊賀市および周辺の河川・水路(計33地点)

  • 主な結果: 6地点から「ドジョウType I」のDNAを検出。これは、以前から形態解析で提案されていた「ジンダイドジョウはドジョウType Iと同じ分類群である」という仮説を遺伝学的に支持するものです。

  • 新たな発見: 過去に採集記録がなかった久米川や鞆田川流域からもDNAが検出され、生息域が広がっている可能性が示唆されました。

ジンダイドジョウの標本

なぜ「ジンダイドジョウ」が重要なのか

「ジンダイドジョウ」は、一般的なドジョウに比べて大型で、特徴的な斑紋を持つ希少な系統です。近年の研究では、日本列島に生息する「ドジョウType I」という遺存固有種(隠蔽種)の一種である可能性が高いとされていました。この系統は、環境改変や他のドジョウ類との交雑の影響を受けやすく、保全上の重要性が非常に高い分類群です。

今後の調査について

今回の調査では、環境DNAによって「ジンダイドジョウ」の系統が現在も息づいている可能性が明らかになりました。しかし、検出されたDNAが安定した個体群によるものか、あるいは遺伝的に純粋な個体であるかについては、今後のさらなる調査が必要です。

研究グループは、今後も環境DNA調査と捕獲調査を組み合わせ、伊賀市および淀川水系における詳細な生息状況や遺伝的な状態を明らかにしていく方針です。

今回の研究成果は、国際学術誌『Scientific Reports』に掲載されています。

詳細な論文情報はこちらからご確認ください。

あわせて読みたい